基本的なことのクオリティの高さ
オランダの名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席奏者、ヨルゲン・ファン・ライエンのコンサートを聴いてきた。
姿勢がいい
ステージに入場して来た時点でもう身体の使い方が上手いのがわかる。立ち方、歩き方がスマート。息の流れがスムース
息を入れた瞬間から唇が震えているのがわかるくらい音の立ち上がりが良い。ものすごく効率がいい吹き方なんだろう。息の流れがスムースで淀みがない。タンギングが速くて正確
タンギングが速くて正確。もちろんシングルもダブルも音色がコントロールされていて圧巻。音程が良い
できて当たり前だけど難しい音程。2時間通して難曲揃いで、Loopを使って多重録音する曲でも安定の音程。
基本的なことのクオリティ
一流の奏者を見ていつも思うのは、何か特別なことがあるわけじゃなくて基本的な事がとてつもなくクオリティが高いということ。その上で、音楽のこと、演奏会全体のストーリーが深く深く考えられていて、素晴らしいコンサートだった。
さぁ、練習するか。