先輩にレッスンする後輩
数年前に地元宮崎のビッグバンドのホールコンサートにゲストとして呼んでいただきました。
終演後、ロビーのCD販売コーナーに立っていたら、
「久しぶり!街中に貼ってあったポスターに和田の名前見つけてびっくりして聞きに来たんよ!」と声をかけてくれた男性。
僕が中学校の吹奏楽部でトロンボーンを始めた時の3年生の先輩で、約20年ぶりの再会!
トロンボーンの構え方、音の出し方、楽譜の読み方、ステージマナー、練習のサボり方、教室内での野球の方法等々、色々と教えていただいた方です(笑)
懐かしくて昔話にあれこれ花が咲いて、連絡先を交換。
後日、その先輩から「最近トロンボーンを再開したからレッスンしてほしい」と連絡をいただき、そこから定期的にレッスンさせてもらってます。
忙しい仕事の合間をぬって練習される姿勢、向上心。
本当に頭の下がる思いです。
先輩にレッスンする後輩。
年下から年上へのこの構図。
はじめはなんとも不思議な関係だなぁと思っていましたが、よくよく考えたらそう不思議でもないなと気づきました。
トランスクライブというジャズの練習方法があります。
日本語で言うと「耳コピ」。
お気に入りの音源を聞き取って、同じように演奏できるようにする練習。
いわゆるジャズレジェンドの名盤からの耳コピの場合、「この演奏渋いなぁ」と思ったら、めちゃくちゃ若い時の演奏だったりして驚くなんて事がよくあります。
気づけば普段から若いジャズレジェンドに学ばせてもらってました。
それにしても25歳か。クリフォードブラウン。うますぎる、、、。
今日も勉強させていただきました。